リモート接客とは?業界ごとの特徴・メリット・導入すべきかまで解説

「リモート接客に興味があるのだが、実際どのような実現方法があるの?」
「うちの業態でも、リモート接客は有効なの?」
「実際にリモート接客を取り入れてうまくいっている企業はある?」

リモート接客に興味はあるものの、詳細までは理解できていないという方も多いのではないでしょうか。
リモート接客とは、スタッフと顧客が物理的に離れた場所にいながら、まるで対面しているかのように「顔を合わせて、表情や声でやり取りする」接客のことをいいます。

少ないスタッフでの店舗運営や無人店舗の展開、オンラインでも店舗のような接客を実現したい企業にとって、非常に魅力的な接客スタイルです。
しかしながら、実際に導入するとなると、どんな仕組みなのか、どんな業種で活用されているのか、どのようなツールがあるのかなど、気になることも多いはずです。

この記事では、リモート接客の基本から、業種別の活用事例、メリット・デメリット(注意点)、おすすめのツールなどを網羅的にわかりやすくまとめました。

この記事を読み終える頃には、導入に向けた具体的なイメージがきっと持てるはずです。ぜひ最後までお読みください。

目次

1. リモート接客 とは?

リモート接客とは、スタッフと顧客が物理的に離れた場所にいながら、まるで対面しているかのように「顔を合わせて、表情や声でやり取りする」接客のことをいいます。

たとえば、次のようなケースが「リモート接客」にあたります。

リモート接客の例

  • 顧客が店舗に来店した際に、設置されたモニター越しに、離れた場所にいるスタッフが商品説明を行う
  • 顧客が無人の不動産店舗を訪れ、遠隔地にいる営業担当が物件の紹介や内見予約の案内を行う
  • 顧客が自宅のスマホからアクセスし、美容部員がオンライン上で化粧品のカウンセリングを行う
  • 顧客が観光案内所に訪れ、他地域にいるスタッフがアバターの姿で画面越しに観光情報を案内する
  • 患者が医療機関の昼の休診中に受付端末を操作し、遠隔の受付スタッフが来院受付を行う
  • 顧客が無人店舗に設置されたAIアバターと対話し、AIアバターが表情・音声つきで商品案内や質疑応答を行う(難しい質問に対しては人が対応)

このように、この記事では、人と人が「顔を見て」「声でやり取りする」という、接客本来の形を再現しているものを「リモート接客」と定義します。
さらに言葉の意味を明確にするため、似ている言葉との違いをまとめると以下のようになります。

【リモート接客に似ている言葉との比較一覧】

用語

リモート接客との主な違い

オンライン接客

・インターネットを介して行う接客の総称
・チャットやビデオ通話、SNSなど手段は多様
・顧客が自宅や外出先など、店頭以外にいることを想定するケースが多い

Web接客

・Webサイト上での接客を指し、チャットボットやポップアップ案内などが中心
・音声・映像のやり取りは基本的に想定されない
・顧客が店頭ではなく、自宅やスマホ利用中などを想定するケースが多い

遠隔接客

・リモート接客とほぼ同義
・技術寄りの表現で、業界によってはややニュアンスが異なる場合もある

AI接客

・AI(人工知能)が顧客の質問や相談に自動対応する仕組み
・アバターや音声を使い、会話形式で行う場合はリモート接客に含まれることもある

アバター接客

・顔出しの代わりにアバターを使い、映像上で顧客対応を行う手法
・アバターの背後に「人」がいるケースと、AIが自動で応対するケースがある
・会話形式で接客が行われていれば、リモート接客に含まれる

DX接客

・デジタル技術を活用した接客全般の総称
・チャットボットやPOS連動、CRM活用、リモート接客などを含む広い概念
・リモート接客はこの中の一形態にあたる

まとめると、「リモート接客」とは、単に人手不足を補うための仕組みではなく、「人が対面で接客するような丁寧なやりとり」を、物理的な距離や人員配置の制約にとらわれずに実現するための方法といえます。

導入の背景には「人手が足りない」「複数店舗のスタッフを効率よく活用したい」といった目的がある一方で、顧客に対する「接客体験の質」を損ねないための工夫が必要となります。

2. リモート接客の導入が進んでいる業界・導入事例

1章では、「リモート接客」の言葉の定義や、他の言葉との違いなどを詳しく解説しました。
ここからは、さらに理解を深めるために、リモート接客の導入が進んでいる業界や具体的な利用シーンについてご紹介します。

小売業・不動産業・宿泊業・施設受付・観光業など、業界ごとにリモート接客の特徴や背景などを紹介します。
「自分の業界では導入が進んでいるのか?」や「自社でも活用できるシーンはあるか?」などイメージしながら読み進めてみてください。

2-1. 小売業:人手不足の解消と多店舗展開を実現

人材不足が深刻化している小売業では、少人数で複数店舗を支える手段として導入が進んでいます。
たとえば、深夜や早朝の時間帯でも営業を続ける必要があるコンビニでは、来店者がほとんどいない時間帯にもスタッフを1人は配置しなければならず、人件費の負担や採用難が課題となってきました。

こうした課題に対しては、1人のスタッフが複数店舗を遠隔からモニター越しに見守り、必要に応じて対応する「集中管理型」のリモート接客が効果を発揮しています。
遠隔からでも年齢確認や商品の説明など最低限の対応ができるようになり、夜間の防犯対策や店舗の無人化推進とも相性が良いとされています。

また、地方の郊外店やショッピングモール内のテナントなど、客数の少ない立地においても「スタッフを常駐させずに安心感を保てる手段」として活用が広がっています。

株式会社ローソンの「リモート接客」導入事例

株式会社ローソンでは、人手不足対策としてアバター接客サービス「AVACOM」を導入しています。
モニターに表示されるのはアバター(キャラクター像)ですが、オペレーターがリアルタイムで操作するため、接客品質を保ちながら1人で複数店舗をカバーすることも可能です。

店内ではセルフレジ横や商品棚の前など、顧客が戸惑いやすいポイントにモニターを設置。
アバターが「お困りですか?」と自然に声をかけたり、キャンペーン情報を案内したりすることで、接客機能と顧客体験の両立を実現しています。

その結果、深夜でも安定した接客が可能になり、人的コストの削減と顧客満足度の維持を両立しました。
さらに「アバターの方が話しかけやすい」という声もあり、心理的ハードルの低さが逆にプラスに働く場面も多く報告されています。

参考:AVITA導入事例|アバター活用で誰もが活躍できる人にやさしいコンビニの実現に向けて、ローソンで『AVACOM』を導入、激流オンライン|特別対談 アバター接客サービス「AVACOM」/ローソン×AVITA/アバター店員がリモート接客 新たな職業が支える「未来のコンビニ」

2-2. 不動産業:無人店舗や重要事項説明などの需要あり

営業時間外でも顧客対応を求められる不動産業では、接客の機会を逃さない手段としてリモート接客の導入が進んでいます。

たとえば、1日に数件しか来訪がない店舗に、常に人を配置しておくのは非効率ですし、人件費ばかりがかかります。
しかしながら、「話を聞きたかったのに誰もいなかった」となれば商機を逃しますし、顧客満足度も下げてしまいます。

リモート接客を活用すれば、拠点には人を置かずとも、遠隔地の営業担当が画面越しに応対できるため、限られた人員で顧客接点を確保することが可能になります。
初回相談や物件紹介、重要事項説明などを遠隔で済ませられるようになり、無人店舗の実現やプロセスを効率化したい仲介会社にも好まれています。

京急不動産株式会社の「リモート接客」導入事例

京急不動産株式会社では、無人の店舗にアバター接客端末を設置し、別拠点のスタッフが遠隔で対応できる体制を導入しました。
アバターを通じてスタッフの声が届く仕組みで、無人でもリアル店舗に近い接客を実現しています。

接客は無人店舗からの初回案内だけでなく、サイト経由からの相談にも対応しており、柔軟な運用が可能です。
アバターと実写の切り替えもでき、省スペースな設置と心理的な話しかけやすさの両立を実現しました。

導入後は接客時間が短縮し10%〜20%のコスト削減ができたそうです。
さらに説明に1〜2時間を要する重要事項説明書のやり取りもオンラインで完結できるため、業務効率化にも貢献しています。

参考:接客オンデマンド|店舗を窓口に沿線地域とワンストップで密着。アバター接客で無人受付やコストのスリム化を実現、京急不動産公式サイト|オンライン賃貸接客サービス

2-3. 宿泊業:フロント業務の省人化・無人化を進める手段

24時間体制が求められる宿泊業では、「来ないかもしれない時間」に人を配置し続ける非効率さの解消策として、リモート接客の導入が進んでいます。
「セルフチェックイン機だけでは不安」という宿泊者にも受け入れられやすい特徴があります。

たとえば、深夜や早朝に1人も来客がないこともある中でも、スタッフは常駐しなければならず、特に地方のビジネスホテルでは夜勤スタッフの確保に悩まされてきました。

リモート接客を導入することで、チェックイン・チェックアウトや館内案内などの基本的な対応を遠隔から行えるようになり、少人数で複数施設を運営する体制を作れます。
また、外国人観光客の受け入れが増える中で、多言語に対応できるアバターや翻訳機能つきのリモート接客は、インバウンド需要にも対応できる点で高く評価されています。

H.I.S.ホテルホールディングス株式会社の「リモート接客」導入事例

H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が手がける宿泊施設「変なホテル」では、リモート接客を業務効率化だけでなく、宿泊そのものをエンターテインメント化する要素として活用しています。

具体的には、恐竜型や女性型のロボットによる接客を導入し、チェックインからチェックアウトまで非対面で対応。
フロントでのチェックイン、客室内での音声アシスタント、荷物預かりの自動化など、宿泊体験全体をリモート+ロボットで再構成しています。

その結果、スタッフの稼働を最小限に抑えながら24時間営業を実現し、省人化と顧客満足度を両立しています。
また、ロボット接客が話題性を呼び、「変なホテルに泊まりたい」と指名検索されるほどのブランド力を築いています。

参考:変なホテル公式サイト、リクルートワークス研究所|フロントはもちろん客室サービスもロボットに。「変なホテル」の次なる進化(HISホテルホールディングス)

2-4. 医療・フィットネス・教育など:窓口対応の効率化と来訪者対応

受付業務は必要だが常時スタッフを配置するのが難しい施設において、ピーク時と空いている時間帯の差をならす手段としてリモート接客が活用されています。

たとえば、クリニックでは患者の来院が集中する時間帯とそうでない時間帯が明確に分かれており、閑散時間帯に人員を確保するのが負担となっています。
フィットネスジムでは、夜間の無人営業が進む中、入会希望者や見学者の対応が課題となっています。

リモート接客によって、来訪者が受付端末を通じて遠隔のスタッフと会話できる仕組みを取り入れることで、限られた人員でも柔軟な案内や初期対応が可能になります。
さらに、来訪者が重なったときにもサポート拠点から追加で対応スタッフを投入できるしくみにしておけば、混雑時の対応力も向上します。

また、大学ではキャンパス案内や入試説明会など、一時的に問い合わせが増える場面での柔軟な体制づくりにも役立っています。

大林クリニックの「リモート接客」導入事例

栃木県宇都宮市にある「大林クリニック」では、来院が難しい患者のニーズに応えるべく、医師本人が画面越しにリアルタイムで対応するオンライン診療を導入しました。
オンライン診療は、主に再診・経過観察・薬の処方に活用されています。

患者は専用アプリで予約し、ビデオ通話で診療後に処方箋を発行でき、自宅や近隣薬局で受け取ることが可能です。
診察の責任を医師自身が担うことで、診療ガイドラインに準拠した安全で質の高いオンライン診療を実現しています。

導入後は、昼間に働く世代を中心に利用が広がり、通院継続率の向上や治療の中断防止に効果を発揮しています。
「時間を有効活用できる」「通院負担が減った」といった声も多く、患者満足度の向上にも貢献しています。

参考:厚生労働省|オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集、CLINICSオンライン診療|患者の待ち時間を削減 対面と同等の診察クオリティを実現

2-5. 観光・公共サービス系:常時案内サービスを維持するために活用

窓口スタッフとして、少ない時間帯も「誰かがいなければならない」という案内体制が求められる施設において、負担を減らしながらサービスを維持する手段として導入が進んでいます。

たとえば、観光案内所や市役所の窓口では、昼休憩の時間帯にスタッフが全員離席することが難しく、交代要員の確保が課題となるケースがあります。
また、訪日外国人や高齢者など、多様な利用者が訪れるため、柔軟かつ丁寧な対応が求められます。

リモート接客を活用することで、お昼休憩などの時間帯でも、別の拠点にいるスタッフが遠隔で対応する体制が整い、現場スタッフの休憩確保と窓口体制の両立が可能になります。

さらに多言語対応機能があれば、外国人観光客にもスムーズに案内ができるため、観光地や公共施設での活用が広がっています。

徳島県鳴門市の「リモート接客」導入事例

徳島県鳴門市では、JR鳴門駅前など2カ所の市内観光案内所にリモート案内システムを導入し、遠隔地のオペレーターが観光客の相談に対応できる体制を整えました。
観光客はモニターを通じて、オペレーターと対話しながら、市内の観光地や飲食店、交通手段などの情報を確認できます。

システムは英語や中国語を含む5言語に対応しており、訪日外国人にも柔軟に案内できる設計です。
オペレーター業務は外部企業に委託されており、季節ごとのイベント情報なども定期的に共有される体制が構築されています。

人手不足への対応とサービスの利便性向上の両立を実現するシステムとして期待されています。

参考:NHK NEWS|鳴門 JR鳴門駅前などにリモートの観光案内システムを導入

3. リモート接客を導入する5つのメリット

2章では、リモート接客が導入されている業界やシーンをご紹介しました。
人手不足やコスト削減などの背景から導入が進んでいますが、実際にはそれ以上に現場の課題を柔軟に解決し、「接客の新しい価値を提供できる手段」として活用されています。

ここでは、導入現場で実感されている代表的な5つのメリットをご紹介します。

リモート接客を導入する5つのメリット

  • メリット1:人手不足の解消と人材コストの削減につながる
  • メリット2:接客の空白時間をなくすことで機会損失を防げる
  • メリット3:生身のスタッフよりも話しやすいと感じる顧客も多い
  • メリット4:対応品質を均一化できる
  • メリット5:多言語・アバター対応で柔軟な接客ができる

自社の店舗に導入するとどのような効果があるのか、イメージしながら読み進めてみてください。

3-1. メリット1:人手不足の解消と人材コストの削減につながる

リモート接客を導入する最大のメリットは、人手不足を解消しながら人材にかかるコストを削減できることです。

人材不足は、コンビニ・ホテル・不動産・観光施設など多くの現場で共通する課題です。
一方で、来店頻度が少ない時間帯や拠点でも「誰かが対応できる状態」は維持しなければならず、限られた人材をどう配置するかが大きな悩みとなっています。

リモート接客を導入すれば、一人のスタッフが画面越しに複数店舗の接客を対応することが可能となります。
常に現地にスタッフを配置する必要がなくなり、少人数でも運営が可能になるのです。

また、以下のような人材コストの削減や新しい人材の活用にもつながります。

リモート接客によって人員配置を最適化する例

  • 来客が少ない時間帯に人を配置する必要がなくなり、人件費を削減できる
  • スタッフの移動がなくなり、交通費や移動時間のロスを削減できる
  • ピーク時は他拠点から遠隔で応援できるため、臨時人員の追加雇用が不要になる
  • 多言語や専門知識が必要な接客を本部に集約できるため、現場ごとのスキル要件を下げられる
  • リモート対応で接客を分担できるため、現地スタッフが清掃・商品補充など他業務に集中できる
  • 地域や時間帯に縛られないため、海外在住者や在宅勤務者もオペレーターとして活用できる
  • 身体的な制約のある方や育児・介護中の人など、現場勤務が難しい人材も活用できる

たとえば全国展開しているコンビニ「ローソン」 では、アバターを使ったリモート接客を全国の店舗に順次拡大しています。
実証実験ではリモート接客を導入してからセルフレジの利用率が15%以上も向上して、レジ業務にかかわる時間が1店舗あたり平均約1.5時間以上も削減できたそう です。

さらに、海外在住の日本人スタッフが日本の店舗の深夜帯接客を担当するなど、時差を活かした柔軟な働き方の実現にも取り組んでいます。
将来的には1,000人規模の体制構築を見据えた運用が進行中です。

ローソンの取り組みは、人材不足を解消しつつ、多店舗展開における接客品質と運営効率の両立を可能にする成功事例といえるでしょう。
このように、リモート接客を導入することで、人手不足の解消や人材コストの削減につなげることができるメリットがあります。

3-2. メリット2:接客の空白時間をなくすことで機会損失を防げる

リモート接客の2つめのメリットは、「対応できる人がいない時間」をなくせるということです。
現場では、スタッフが昼休憩を取る時間帯や、早朝・夜間など来訪者が少ない時間に、受付や店舗を一時的に無人にせざるを得ないことがあります。

しかし「誰もいなかった」という状況は、サービスの印象を損ねるだけでなく、来訪者をそのまま帰らせてしまう「機会損失」にもつながります

たとえば、賃貸物件を探している顧客が、不動産ショップの店舗の窓に貼られた物件情報が気になって店舗に入ってきたとします。
もしスタッフが不在で誰も出てこなければ、「話を聞きたかったのに誰もいなかった」という印象を与え、他社に流れてしまう可能性もあります。

こうしたケースでリモート接客を導入しておけば、別拠点のスタッフが画面越しにすぐ対応でき、「対応できる人がいる」という安心感を与えるとともに、機会ロスを回避できます。

また、観光案内所や市役所の窓口などでは、お昼休みにスタッフが不在になることがありますが、リモートで他拠点のスタッフがつなぐことで、窓口を完全に閉じない運用が可能になります。
このように、限られた人員でも接客体制を維持できるのは、リモート接客の大きな強みの一つです。

3-3. メリット3:生身のスタッフより話しやすいと感じる顧客も多い

リモート接客の3つめのメリットは、生身のスタッフよりも気軽に話しかけやすいと感じる人が一定数存在することです。

人によっては、店頭でスタッフが目の前に立っていると緊張してしまったり、押し売りされるのではないかと構えてしまうことがあります。
また近年は、コロナ禍以降に非対面接客に慣れた層も多く、直接人と対面するよりも「画面越しのやり取りのほうが安心できる」と感じる方もいます。

実際に、保険相談サイト「保険市場」 を運営する株式会社アドバンスクリエイトでは、アバターによる保険相談サービスを導入しています。
実証実験では、生身の人間よりもアバターの方が心を開いて話しやすいという人が一定の割合で存在することが確認されており、アポ獲得率や指名予約率でも高い成果を上げています。

大学の入試相談や医療機関の受付、コンビニなどでも、「ちょっと聞いてみたい」「声をかけるのに勇気がいる」という場面で、リモート接客が心理的なハードルを下げる手段として活用されています。
このように、また、生身のスタッフとのやりとりに抵抗があった層にとっても、アバター接客は心理的ハードルを下げ、これまで拾いきれなかった潜在ニーズを掘り起こすことができるメリットもあります。

3-4. メリット4:対応品質を均一化できる

リモート接客の4つめのメリットは、どの拠点でも一定の接客品質を保てる体制を作れることです。

接客の現場では、担当するスタッフのスキルや資格の有無によって、対応できる内容や説明の質に差が出ることがあります。
特に、業界によっては法律や専門知識が求められる場面があり、「この人には説明できないから対応できない」といった事態が発生することも少なくありません。

たとえば不動産仲介会社では、店舗スタッフが宅建資格を持っていない場合、契約前に必須となる「重要事項説明(35条書面) 」は本来対応できません。
しかしリモート接客を導入すれば、重要事項説明のタイミングだけ本部や別店舗にいる宅建士とつなぐことができ、現場に資格者がいなくても法令を満たした対応が可能になります。

このように、リモート接客によって「必要なスキルを持つ人が、必要な場面だけ対応する」運用ができるため、誰が現場にいても一定の接客レベルを維持できる体制をつくることができます。

また、予約相談時に担当者を指名して相談できるような体制も作れます。
リモート接客ならば地理的な制約を受けずに、品質の均一化と顧客満足度の向上を両立できるのがメリットといえるでしょう。

3-5. メリット5:多言語・アバター対応で柔軟な接客ができる

リモート接客の5つめのメリットは、外国人や顔出しに抵抗のある人にも配慮した、柔軟な接客ができることです。

観光地や公共施設では、訪日外国人への対応や、スタッフが常に直接対応できない時間帯も発生します。
こうした場面でも、リモート接客ツールに「多言語対応機能」があれば、翻訳機能や音声ガイドを活用して、スムーズな案内を提供できます。

また、アバターを使えば「話しかけにくさ」や「プライバシーへの配慮」をカバーできるため、高齢者や外国人、あるいは人との接触に不安を感じる層にも安心感を与えることができます。
たとえば観光案内所や自治体の窓口では、別拠点から多言語対応のアバター接客を行うことで、来客が少ない時間帯でも無人化せずに案内体制を維持する活用例が増えています。

このように、リモート接客を活用すれば、対応する人や場面を限定することなく、幅広い利用者にとって心地よい接客体験を提供できるようになります。

4. リモート接客の導入で失敗しないために知っておくべき注意点

3章では、リモート接客の導入によって得られるさまざまなメリットをご紹介しました。
リモート接客には「少人数でも店舗運営が成り立つ」「非対面でも話しかけやすい」といった大きな利点がある一方で、導入にあたっては事前に確認しておきたい注意点もいくつかあります。

あまり検討せずに大規模なツールを入れてしまうと、「うまく活用されず終わってしまった」と後悔する結果になりかねません。
ここでは、導入で失敗しないために把握しておきたい4つの注意点を解説します。

リモート接客で失敗しないために知っておくべき注意点

  • 導入するならば通信環境は事前に整備しておくことが必須
  • 業種や顧客層によっては相性が悪いこともある
  • 接客の質を下げない「使いやすい」ツールを選ぶことが大切
  • リモート接客ツールによって価格や機能は大きく異なる

「せっかく導入したのに費用対効果が得られなかった」とならないよう、しっかりと理解していきましょう。

4-1. 導入するならば通信環境は事前に整備しておくことが必須

リモート接客を導入する場合には、ある程度の通信環境を整えておくことは必須となります。
通信環境が不安定だと、接客の質を下げてしまうからです。

リモート接客は、インターネットを介して映像と音声でやり取りする仕組みのため、接客品質がインターネット回線に依存してしまうという性質があります。

通信が不安定だと、「画面が真っ暗になる」「音が途切れる」「反応が遅れる」などの問題が起こり、顧客に不満やストレスを抱かせてしまう原因となります。
通信に問題があると、顧客がイライラして帰ってしまう可能性もあります。

どのようなツールを導入する場合でも、お互いの映像を送り合うことを考えると、最低限、5Mbps以上の帯域が必要になることが多いでしょう。
また、導入するツールによってはそれ以上の速度を推奨している ケースもあります。

施設内のWi-Fiが混雑していたり、古いルーターを使っていたりする場合には、まずトライアルで現在の環境で問題なくツールを使えるか確認しつつ、必要に応じて通信環境を整備していくことが大切です。
また、ツールによって通信環境以外のものを揃える必要があるかも事前に確認しておきましょう。

具体的には、安定した回線速度の整備や、業務用ルーターの導入、接客端末の設置場所の見直しなどを検討する必要があります。
スムーズな接客を実現したいなら、「まずは通信を整える」ことを忘れずに準備を進めましょう。

4-2. 業種や顧客層によっては相性が悪いこともある

リモート接客の2つめの注意点は、業種や顧客層によっては、そもそも「リモート接客が向いていない」ケースがありえるという点です。
リモート接客は便利な一方で、誰にでもどんな場面でも合う「万能な仕組み」ではないという前提を持つことが大切です。

たとえば、飲食店のように注文・配膳・会計までをすべてスタッフが行う業態では、リモート接客を導入しても現場の負担があまり減らず、効果が限定的になるケースがあります。
また、ホテルでも、客室案内や鍵の受け渡し、荷物対応などを対面で行うスタイルの場合、すべてを遠隔に置き換えるのは難しいといえます。

このように、業種によっては「リモート接客だけで業務全体を効率化するのは難しい」場合もあります。
しかしその一方で、たとえ全体の業務がリモート化できなくても、受付業務や案内業務など一部だけでも効率化することで、十分に導入メリットを感じられるケースもあります。

リモート接客が自分のビジネスでどのくらい費用対効果を発揮できるかは、導入していないとわからないという側面が大きいです。
だからこそ、いきなり全店舗・全窓口に導入するのではなく、まずは試験的に導入してみて、顧客との相性や現場での反応を確認することが重要です。

実際に使ってみることで、「うちの業種・顧客層には合っていた」「ここの場面はやっぱり対面がいい」など、より的確な判断ができるようになります。
まずはトライアルで導入してみて、導入の可否や費用対効果を見極めることをおすすめします。

4-3. 接客の質を下げない「使いやすい」ツールを選ぶことが大切

リモート接客を導入するうえで、「誰でも迷わず使えること」と「業種に合った機能があること」の両方が必要です。

どれだけ高機能なツールでもスタッフや顧客にとって使いづらいものであれば、導入しても次第に現場で使われなくなってしまうでしょう。
顧客から「操作が難しい」「どこを押せばいいか分からない」と感じられると、それだけで接客の質が下がり、導入効果も失われてしまいます。

まず前提として、どんな業種でも「操作が直感的で簡単であること」は必須条件です。
そのうえで、現場に定着させるには、その業種・業務内容に合わせた「プラスアルファの機能があるかどうか」も重要になります。

業界別に求められる主な機能の例

  • コンビニ・小売業:セルフレジや決済端末との連携など
  • ホテル・宿泊業:チェックイン端末との連携、多言語対応など
  • 不動産仲介業:間取り図や物件資料の画面共有など
  • 美容・サロン業:ビフォーアフター画像やスタイルカタログを提示できる機能など
  • 医療・薬局・クリニック:診察予約システムとの連携など
  • 観光案内所・自治体窓口:地図・施設マップの画面表示、多言語対応など

これらのように、ツールの「使いやすさ」と「業務との親和性」が揃っていて初めて、リモート接客は顧客にも従業員にも喜んで使ってもらえるツールになります。
また、美容業界では、施術前後のビフォーアフター写真や提案スタイルを瞬時に提示できる機能があることで、より説得力のある提案が可能になります。

導入前には、必ずトライアルを行い、現場で「使いやすい」「これなら使いたい」と感じられるかをしっかり確認しましょう。

4-1. リモート接客ツールによって価格や機能は大きく異なる

リモート接客の1つめの注意点は、導入するツール・システム・サービスによって費用も機能も大きく異なるという点が挙げられます。
たとえば予約制のオンライン相談などであれば、「Zoom」や「Google Meet」などの一般的なビデオ会議ツールを活用することで、低コストで対応できる場合もあります。

一方で、多拠点管理や顧客管理、他システムとの連携、生成AIによる自動応答などの高度な機能を必要とする場合は、月額数万円以上のサービスを検討する必要があり、それなりの導入・運用コストがかかる前提で考えるべきです。
自社が「リモート接客で何を実現したいのか」「それに必要な機能は何か」を明確にしないままでは、目的に合っていないシステムを選んでしまい、導入後に後悔する可能性があります。

ツール選びは導入成果に直結します。
まずは複数サービスの費用と機能を並べて比較するところから始めましょう。

目的ごとのおすすめのツールについては、次章で具体的に解説しますので参考になさってください。

5. おすすめのリモート接客ツール5選

遠隔から接客をおこなうことができる「リモート接客ツール」といっても多くの種類があるため、機能や同業界への導入事例なども含めて、自社に合うツールかどうかを確認して導入するのがおすすめです。
本章では、目的や導入スタイルに応じておすすめできる代表的な5つのツールを紹介します。

【おすすめのリモート接客ツール5選】

ツール名

ツールの特徴

顧客端末

表示タイプ

対応方式

向いている業種・シーン

RURA

店舗設置型の呼び出し式遠隔接客

店内設置型

実写

有人対応

受付/無人ブース/不動産モデルルームなど

LIVE CALL

高画質ビデオ通話で接客品質が高い

オンライン型

実写

有人対応

アパレル/教育/美容/保険など

ビデオトーク

URLワンタップで即接続可能

オンライン型

実写

有人対応

医療/通販/自治体/高齢者向け窓口など

TimeRep

アバターと人を切り替えられる

店内設置型

アバター

有人対応(AI実装予定あり)

無人店舗/公共施設/企業受付など

WONDERGIRL powered by AVITA

アバター×生成AIで接客を自動化できる

店内設置型

アバター

生成AI+有人対応も可能

展示会/販売ブース/子ども向け施設など

なお、リモート接客に使えるツールについてさらに詳しい情報を知りたい方は、「リモート接客ツールとは?種類・特徴・厳選ツール5選・選び方を紹介」の記事 もぜひご覧ください。

リモート接客ツールとは?種類・特徴・厳選ツール5選・選び方を紹介

5-1. RURA:店舗に設置してリアルな接客を行える 

遠隔接客・リモート接客サービス「RURA」は、店舗に設置したモニターを通じて、遠隔地のスタッフがリアルタイムで接客を行うサービスです。

さまざまな業種で導入されており、複数店舗の接客を最小スタッフで行える点が支持されています。
導入実績の中には有名なホテルや銀行、旅行代理店、デパートなども含まれています。

RURAの特徴

  • 顧客端末:店内設置型
  • 表示タイプ:実写(表情や動きと自動連携したアバター接客も可能)
  • 対応方式:AIではなく、遠隔にいる人(スタッフ)が対応
  • 向いている業種:ホテル・フィットネス・インフォメーション・ネットカフェ・葬儀・ゴルフなど

店舗に設置するタイプのなかでも「商談品質を落とさずに、リモートで接客したい」という企業におすすめです。

5-2. LiveCall:いろいろな形式のリモート接客に対応できる

オンライン接客ツール「LiveCall」は、ウェブサイトにウィジェットを埋め込むことで、ユーザーがサイトを閲覧しながらビデオ通話やチャットを行えるオンライン接客ツールです。
アプリ不要で使える手軽さで顧客にとっても使いやすいシステムとなっています。

「LiveCall」は、ビデオ通話や音声通話、チャット、画面共有、ファイル送信、通話録画、通話中の決済まで、ワンストップで対応可能な点が大きな特徴となります。

LiveCallの特徴

  • 顧客端末:オンライン型(スマホ・PC)
  • 表示タイプ:実写
  • 対応方式:AIではなく、遠隔にいる人(スタッフ)が対応
  • 向いている活用シーン:接客・販売/無人カウンター/サイネージ/サポート窓口/現地確認・査定/本人確認・eKYCなど

「いろいろな形のリモート接客を試してみたい」という企業にぴったりのツールです。

5-3. ビデオトーク:ビデオ通話が簡単につながる手軽さが売り

ビデオ通話ツール「ビデオトーク」は、SMSで送信されたURLをクリックするだけでビデオ通話を開始できるサービスです。

アプリやアカウント登録不要でつながる「簡単さ」「シンプルさ」が一番の特徴であり、カスタマーサポートや診療、現場の確認などあらゆるシーンで活用することができます。

ビデオトークの特徴

  • 顧客端末:オンライン型(スマホ・PC)
  • 表示タイプ:実写
  • 対応方式:AIではなく、遠隔にいる人(スタッフ)が対応
  • 向いている活用シーン:自治体の住民相談、医療機関の診療や経過観察、カスタマーサポート、不動産のIT重要事項説明、不動産の物件内見・内覧、損害保険の事故受付・損害確認、引越しなどの見積もり、金融機関・法律事務所の本人確認、リユースの査定など

多くの機能は不要で「誰でも確実にすぐつながること」を最優先したい企業に、特におすすめのサービスといえます。

5-4. TimeRep:アバターと人間の切替が可能(AIも実装予定)

リモート接客・遠隔接客システム「TimeRep(タイムレップ)」は、店頭に設置した端末を通してリモート接客ができるシステムで、アバターによるシナリオを用いた効率的な接客を実現します。

リアル店舗における接客業務の省人化・無人化を実現することに重きを置いており、アバターを使って話しかけやすい接客を実現しつつ必要なタイミングで人が対応するというハイブリッドな運用が可能です。

TimeRepの特徴

  • 顧客端末:店内設置型
  • 表示タイプ:アバター
  • 対応方式:人が対応(AIは今後実装予定)
  • 向いている活用シーン:窓口業務(銀行・ショップ)、インフォメーション(空港、駅、市役所、ホテル)、セルフ端末サポート(精算機、チェックイン機、レジ)無人店舗(ショールーム、シェアオフィス)、観光案内、商品案内

「複数店舗を1人のオペレーターで管理したい」「無人店舗を実現したい」という企業におすすめです。

5-5. WONDERGIRL powered by AVITA:生成AIを活用した自動応答が可能

WONDERGIRL powered by AVITA」は、生成AIによる自動応対と、オペレーター(人)による応対の切り替えが可能な、次世代型のAI接客アバターサービスです。

Webブラウザ上で動作して、音声やテキストによる双方向のやりとり、さらに有人での遠隔対応も可能
会話内容の記録・蓄積機能により、接客品質の向上や顧客ニーズの可視化にも貢献します。

「生成AIによる自動対応」が可能なので、シナリオに沿った対応だけでなく、さらに幅広いシチュエーションで対応でき、対応品質を高めることができます。

WONDERGIRL powered by AVITAの特徴

  • 顧客端末:店内設置型・オンライン型
  • 表示タイプ:アバター
  • 対応方式:ハイブリッド(AI+人)
  • 向いている活用シーン:店舗での無人受付、施設での館内案内、自治体での行政手続きナビゲーション、展示会・イベントでの商品紹介、動画ナビゲーション、Webサイト上でのカタログ検索補助、受発注サポート

「有人対応だけ・AI接客だけではなく両方のいいとこ取りをしたい」「AIボットのような簡易的な対応でなく、柔軟な対応をAIで実現したい」という企業におすすめです。

6. まずは無料トライアルから「小さく始める」のがおすすめ

リモート接客の導入を検討している方には、まずは無料トライアルを活用して、1拠点・1端末から小さく始めてみることをおすすめします。
まずは試してみないとわからないことが多いので、気軽に試してみて「自社の業態に合うかどうか」や「必要な機能やあったほうが便利な機能はどれか」を使いながら検討していくのがベストです。

いきなり全体導入してしまうと、合わなかったときのリカバリーが難しくなります。
どのツールがいいかの判断も含めて、顧客の反応やスタッフの運用負荷、通信環境の安定性など、導入前には見えなかったものが見えてくるはずです。

いきなり全店舗・全時間帯に導入するのではなくまずは限定的に試して、相性を確かめながら段階的に広げていくほうが、リスクを抑えて導入することが可能です。

たとえば、小さく始めてみることで、以下のような判断ができるようになります。

  • スタッフの負担が思ったより大きいとわかれば、運用体制を見直せる
  • 通信環境が足りないと分かったら、必要な範囲だけ増強する
  • 顧客層との相性が悪ければ、無理に続けずにやめる選択もできる
  • アバター接客が顧客に受け入れられるかどうかを判断できる
  • 画面共有機能が想像以上に便利で、リモートでも説明がしやすかった

こうした判断は、やってみないと分からないことばかりです。
本格的に導入する前に無料でトライアルやデモを使えるサービスが多いので、ぜひ気軽に活用してみましょう。

「アバターAIによる自動応答」と「必要に応じた有人対応」を両立できる
ハイブリッド型リモート接客ツールWONDERGIRL powered by AVITA

「定型対応を自動化したい」「でも品質も妥協したくない」
そんなリモート接客ツールをお探しなら、「WONDERGIRL powered by AVITA」をご検討ください。

「WONDERGIRL powered by AVITA」は、生成AIによる自動応対と、オペレーター(人)による応対の切り替えが可能な、次世代型のAI接客アバターサービスです。

Webブラウザ上で動作し、音声やテキストによる双方向のやりとり、さらに有人での遠隔対応も可能。
会話内容の記録・蓄積機能により、接客品質の向上や顧客ニーズの可視化にも貢献します。

多くのAI接客ツールは「AI前提」で設計されていますが、このツールはもともと有人対応からスタートし、後からAIを組み込んだ設計になっているため、他にはない柔軟性と接客品質の高さが強みです。
「複雑な問い合わせには人が対応」「基本的な案内はAIで効率化」といった場面に応じた切り替えができるため、対応可能なシーンが広く、顧客満足度を損なわずに省人化を実現できます。

導入実績豊富なAVITA株式会社が運営するアバター接客サービス「AVACOM」のパートナープログラムに参画しており、その「AVACOM」を活用したサービスとなります。

まずはぜひお気軽にお問い合わせください。

\デモ体験のお申し込みやお問い合わせはこちらからどうぞ!/

7.まとめ

本記事では「リモート接客」について解説してきました。
最後に、要点を簡単にまとめておきます。

◆リモート接客とは?
スタッフと顧客が物理的に離れた場所にいながら、まるで対面しているかのように「顔を合わせて、表情や声でやり取りする」接客のこと

◆リモート接客の導入が進んでいる業界・導入事例

  • 小売業:人手不足の解消と多店舗展開を実現
  • 不動産業:無人店舗や重要事項説明などの需要あり
  • ホテル・宿泊業:フロント業務の省人化・無人化を進める手段
  • 医療・フィットネス・教育など:窓口対応の効率化と来訪者対応
  • 観光・公共サービス系:常時案内サービスを維持するために活用

◆リモート接客を導入する5つのメリット

  • メリット1:人手不足の解消と人材コストの削減につながる
  • メリット2:接客の空白時間をなくすことで機会損失を防げる
  • メリット3:生身のスタッフよりも話しやすいと感じる顧客も多い
  • メリット4:対応品質を均一化できる
  • メリット5:多言語・アバター対応で柔軟な接客ができる

◆リモート接客で失敗しないために知っておくべき注意点

  • 導入するならば通信環境は事前に整備しておくことが必須
  • 業種や顧客層によっては相性が悪いこともある
  • 接客の質を下げない「使いやすい」ツールを選ぶことが大切
  • リモート接客ツールによって価格や機能は大きく異なる

リモート接客は、人手不足解消やコスト削減に寄与する手法ですが、接客の質を下げないための工夫も重要となります。
アバターAIによる自動応答と、必要に応じた有人対応を両立したい方は、ハイブリッド型リモート接客ツール「WONDERGIRL powered by AVITA」もぜひご検討ください。

#リモート #接客

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